JC開催日程について考える

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-00000278-sph-horse

という記事があった。

内容は前々からも言われている、同日G1開催についてである。
諸外国が行われているにも関わらず、我が国では大きく遅れをとったのは間違いない。
特にジャパンカップが行われる11月後半では、
米国ブリーダーズカップと来月の香港開催の真ん中にあたるため、
今後も敬遠されることは必須であることだろう。
 
ここからは私の主観だけの打開策である。
私はこの現状から、ジャパンカップ開催を
5月の東京に持ってきたら、少しはよくなるのではないかと考える。
 
GW〜5月中旬のどこかで同日に、
①芝2400m(4歳以上混合)
②芝1600m(4歳以上混合)
③芝1800m(4歳以上牝馬限定)
を行う

無論順番は問わない。
更に付け足すなら、NHKマイルカップも同じ週でもいいだろう。
ダート戦やスプリント戦もと考えたが、東京競馬場のコース形態等から
そこまで考慮はしなかった。
 
日本の国際競走は古馬の激突!と開き直る。
どの道、今でさえ3歳秋に海外の強豪と勝負!といっても、皆凱旋門賞に行ってしまっている。
この開催があって、翌週にオークス、その次にダービーなら盛り上がり感も失うことはない。

①芝2400mを春の天皇賞とする。

どうしても3200mにこだわりたいなら宝塚記念のあたりや秋に、京都3200のレースを設ければいい。どちらかというと秋にはメルボルンカップがあるので前者か?

②はもちろん安田記念そのものである。

③についてはヴィクトリアマイルの代替である。
芝1800mならば、スピードもそこそこの持久力戦にもなり、②との差別化も図れる。
1600mのままでもいいが、同条件で性別の区分けだけすると米ブリーダーズカップでの分散化による弊害になりかねない。
 
同日開催だけが正しいこととも思えない。
開催する競馬場が同じになり、得意不得意が顕著になってしまうし、
今のように毎週GⅠレースが行われる楽しみというのも日本独自のなかなか趣があることだと思う。


ただ、天皇賞の伝統といったこともあり、実現はかなり厳しいことだろう。
あくまで私の夢物語としてお伝えしたい。